<民主党>小沢氏再起動…参院選候補選定、急ピッチ(毎日新聞)

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体を巡る事件を受け1月から事実上ストップしていた同党の参院選候補者選定が、小沢氏の不起訴処分が決まった4日以降、急ピッチで進み始めた。同党は2月末までに選定作業をほぼ終え、候補者をまとめて発表する方針。小沢氏自らが積極的に先頭に立つことで党内求心力の回復を図り、不起訴後もくすぶる小沢氏への批判を抑える狙いもありそうだ。

 小沢氏は11日、栃木県日光市で同党衆院議員の会合に出席。「今年は7月に参院の通常選挙がある。何よりも他の人の選挙の時に後援会の実力を見せてもらいたい」と述べ、参院選へ向けた活動を強化するよう発破をかけた。

 小沢氏は9、10両日も北海道や和歌山、鳥取両県の新人候補と面会するなど、精力的に地方を行脚している。候補者調整は2月中にほぼ完了させる予定で、発表する候補者数は「100人規模」(党幹部)になる見通しだ。

 同党は当初、昨年中に候補者を発表する構えだったが、東京地検の捜査の行方によっては小沢氏自身の進退問題に発展しかねない状況となったため、比例代表候補の一部を発表したほかは先送りしてきた。現職の公認予定者から「選挙準備のために早く公認を決めてほしい」との要望も党本部に殺到していたが、小沢氏が身動きを取れない中、「党本部が慌てて候補者調整に乗り出して失敗すれば小沢氏の求心力は失墜する」(側近)との懸念もあった。

 4日の不起訴処分を待って「選挙の小沢」が再起動。小沢氏は5日、自民党を離党した田村耕太郎参院議員に入党を要請し、比例代表候補として擁立する調整に入った。改選議席数が2以上の選挙区での複数擁立方針には「共倒れ」を懸念する地方県連が難色を示しているが、小沢氏は8日に石井一選対委員長と協議し、党本部主導で一気にまとめる意向を表明。参院選での単独過半数獲得を旗印に求心力の回復を狙っている。【高山祐、念佛明奈】

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山口組総本部を捜索=住吉会系幹部射殺で埼玉県警(時事通信)

 埼玉県ふじみ野市で2008年、指定暴力団住吉会系幹部が射殺された事件で、県警東入間署捜査本部は10日、殺人容疑で神戸市灘区の指定暴力団山口組総本部を家宅捜索した。
 捜査本部によると、08年4月1日、ふじみ野市の住吉会系事務所敷地内で鈴木敦嗣幹部=当時(35)=を射殺したとして今年1月に逮捕された山口組系小西一家総長落合益幸容疑者(62)が、定期的に山口組本部に出入りしていたという。
 小西一家は山口組の2次団体。事件前日には埼玉県八潮市で山口組関係者の男性が住吉会系組員に射殺されており、捜査本部は鈴木幹部射殺はこの報復だったとみている。 

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福岡前副知事収賄 北海道「視察」、実態は観光か(毎日新聞)

 福岡県町村会や市町村振興協会による前副知事、中島孝之容疑者(67)=収賄容疑で逮捕=ら県幹部への接待疑惑で、北海道旅行の視察先とされていた北海道町村会や北海道市町村振興協会の幹部が、毎日新聞の取材に対し「ここ数年、福岡の町村会幹部らから視察を受けた事実はない」と証言。同行の元県幹部がこれまでの取材に「現地の市町村会職員と会った」などと説明していたが、その説明は虚偽だったことになり、旅行の実態は観光接待だったことが裏付けられた形だ。

 旅行先は知床半島や釧路湿原など風光明媚(めいび)な地域。町村会が費用を負担し、08年夏などに行われた。同行した元県幹部は毎日新聞の取材に「現地を視察し北海道市町村振興協会の職員と会った」と説明。別の現職の県幹部も「魅力的な街づくりの先進地の視察が目的だった。現地の公務員とは会わなかったが道の駅の職員とは会った。どの道の駅だったかは記憶がない」などとあいまいな回答をしている。

 福岡県町村会の元幹部によると、“視察旅行”はこれまで複数回あり、北海道や関東、東北地方などが主な旅行先だった。各地の町村会や街づくりの先進地の視察などが主目的だったとされ、数十万円の旅行代金は町村会や町村会が事務を兼ねる県市町村振興協会などから資金が支出されていた。【岸達也】

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<首都圏連続不審死>木嶋容疑者、50人以上にメール(毎日新聞)

 交際中だった大出嘉之さん(当時41歳)をレンタカー内で練炭自殺に見せかけて殺害したとして逮捕された木嶋佳苗容疑者(35)が、結婚詐欺容疑で逮捕される09年9月までの約1年間、インターネットの結婚紹介サイトを通じ少なくとも50人以上の男性にメールを送っていたことが捜査関係者への取材で分かった。このころ木嶋容疑者はぜいたくな生活ぶりをエスカレートさせており、埼玉県警は「資金源」として利用できそうな男性を探していたとみている。【浅野翔太郎、町田結子、飼手勇介、西浦久雄】

 千葉県内の男性(46)は木嶋容疑者が逮捕される直前の昨年9月、結婚紹介サイトを通じて木嶋容疑者と知り合い、メール交換を始めた。木嶋容疑者は周囲に「吉川桜」という偽名を名乗り、菓子作りを趣味としていたが、男性によると、サイトでも「sakura sweets」というハンドルネームを使用していた。プロフィルには「気が合えば会いましょう」「電撃結婚もあるかも」などと記していた。

 捜査関係者によると、県警が押収した木嶋容疑者のパソコンの使用履歴などを調べたところ、ある結婚紹介サイトの男性会員にメールを頻繁に送っていた。多くのメールの文面には木嶋容疑者がほぼ毎日のように更新していたブログ「かなえキッチン」のアドレスが添付され、男性たちに料理が得意であることや「セレブぶり」をアピールしていたという。

 メールを送られた男性のうち、死亡した大出さんら約20人が木嶋容疑者に返信していた。県警が事情を聴いたところ「料理学校の学費を出してくれたら結婚できるなどと言われ、金をだまし取られた」「だまされそうになった」などの証言が集まった。5人が被害届を出したが「かかわり合いになりたくない」と届け出なかった人もいたという。

 このころ、木嶋容疑者は授業料月70万円の高級料理教室に通ったり、東京都豊島区にある家賃月22万円の高級マンションに転居するなどの生活をしていた。

 また県警がパソコンを押収した時点では、大出さんと交換したメールは削除されていたという。県警は木嶋容疑者が証拠隠滅を図った可能性があるとみている。

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多量入手も可能、睡眠導入剤の悪用拡大(読売新聞)

 首都圏や鳥取県で起きた不審死事件で、被害男性の遺体から睡眠導入剤が相次いで検出された。

 刃物や鈍器と異なり、遺体に異状が現れにくく、力を使わなくても相手を無抵抗な状態にできる。過去の殺人事件でも度々悪用されてきた薬物が、処方のハードルが低下するなどして入手しやすくなっているとの指摘が出ている。

 「前に通っていた精神科でも睡眠導入剤をもらっていたので処方してください」。埼玉県警に殺人容疑で逮捕された木嶋佳苗(きじまかなえ)被告(35)(詐欺罪などで起訴)が、東京都内の診療所で、3種類の薬品名が書かれたメモを示したのは昨年1月。いずれも即効性の高いものばかりだった。

 医師は9月までに計7回、毎回約2週間分を処方。埼玉県内で昨年8月、レンタカーの中で遺体で見つかった大出嘉之(おおいでよしゆき)さん(当時41歳)の血中からは、木嶋被告が処方されていた睡眠導入剤と同じ成分が検出された。医師は「以前も処方されていたというので、何の疑いも持たなかった」と話す。

 複数の精神科医によると、睡眠導入剤の主流は、依存性が強く、大量に摂取すると呼吸困難などを起こして死に至る恐れのあるタイプから、精神安定剤の効果を持つ副作用の少ないタイプに移ってきている。ある精神科医は「昔は『難しい薬』というイメージがあったが、最近は安全なので処方しやすい。内科の医師が気軽に処方するケースも少なくない」と明かす。

 しかも現状では、複数の精神科を回り、多量の睡眠導入剤を手に入れることも可能だ。

 2007年には、複数の病院からかき集めた睡眠導入剤などを販売したとして、都内の30歳代の男が山口県警に麻薬取締法違反容疑で逮捕された。男の自宅からは3000錠近い睡眠導入剤が見つかった。

 通院負担軽減などを目的に健康保険法に基づく療養担当規則が改訂され、08年4月からは、代表的な睡眠導入剤の1回の処方が、最大14日分から30日分まで拡大されてもいる。

 精神科医の一人は「患者の悪意を見抜くのは困難。眠れず、つらいと訴えがあれば、処方するしかない」と話す。厚生労働省医事課も「患者が責任を持って正しく使ってもらうしかない」との立場。担当者は「処方などは、医師の診断に基づき個別具体的に決められるもの。規制をかけるのは現実的ではない」と話している。

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「黒い雨」由来の放射性物質、初めて確認(読売新聞)

 広島への原爆投下(1945年8月6日)直後に降った「黒い雨」に由来するとみられる放射性物質「セシウム137」を、広島大の星正治・原爆放射線医科学研究所教授らのグループが、広島市の民家床下の土壌から初めて確認した。

 雨が降った地域や、雨の強さは、国と市でそれぞれ異なる調査結果が出ており、星教授らは、今後の調査、分析で雨の実態解明が進む可能性があるとしている。

 過去の土壌調査では、50年代以降に海外で頻繁に行われた核実験による放射性物質と区別できなかったが、星教授らは45〜50年頃に建てられた民家の床下の土壌であれば、影響は受けていないと判断。約10軒の床下で土壌を調べたところ、国指定の降雨地域の2軒から、投下時に上空で発生した後、降り注いだとされる核分裂生成物の一つ、セシウム137を検出した。

 黒い雨が降った地域については、国が終戦直後の調査で、爆心地北西の長さ29キロ、幅15キロの楕円(だえん)状の範囲を指定。このうち長さ19キロ、幅11キロの「大雨」地域にいて、がんなどになった人を被爆者とし、健康管理手当を支給している。ただ、広島市のアンケートでは、より広範に大雨が降ったとの証言も多い。

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【中医協】レセプト並み明細書の義務化拡大を了承(医療介護CBニュース)

 中央社会保険医療協議会(中医協、会長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)は2月5日の総会で、診療報酬明細書(レセプト)並みの明細書の発行義務化について、レセプトを電子請求している全医療機関に拡大する方針を了承した。

 現在、レセプト並みの明細書の発行は、レセプトを電子請求している病院に、患者が希望した場合にだけ原則義務付けられている。明細書の発行義務を、レセプトを電子請求しているすべての医療機関に拡大する案については、3日の総会でも検討されたが、診療側から事務作業・費用負担の増大に対する懸念や、病名を伏せている患者にまで情報が伝わる可能性などが指摘され、継続審議となっていた。
 5日の総会では、厚生労働省が前回の議論を踏まえた修正案を提示した。修正案では、「すべての患者に対して明細書を無料で発行」としていた内容について「原則として明細書を無料で発行」に変更。DPCに関する明細書での医薬品や検査内容の付記については「望ましい」という表現から「原則とする」に変わった。
 また、明細書の発行義務を免れる「正当な理由」については、(1)明細書発行機能がないレセプトコンピューターを使用している(2)改修しなければ明細書が発行できない自動入金機を使っている―となった。なお(1)または(2)に該当する医療機関が明細書を発行した場合、実費徴収が認められる。また、義務化拡大に併せ、2010年度以降に明細書の発行枚数や発行に伴う患者の待ち時間の変化、発行のための設備整備にかかった費用などを検証することも決まった。


■「明細書発行体制等加算」の新設なども了承
 総会では、▽都道府県番号と点数表番号、医療機関コードを処方せんや調剤レセプトに記載する「処方せん様式等の見直し」▽レセプトを電子請求、明細書を無料発行し、院内掲示などをしている診療所への「明細書発行体制等加算」―の新設も了承された。


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「婚活殺人」被害男性「ブログ」に 「逮捕よかったね」コメント相次ぐ(J-CASTニュース)

 「婚活詐欺」をはたらき、連続殺人の疑いのある木嶋佳苗容疑者(35)が、会社員大出嘉之さん(当時41)を殺害した疑いで埼玉県警に再逮捕された。物証が乏しいなかで再逮捕につながったとみられているのが大出さんのブログ。いまも開かれていて、コメント欄には1800件以上の追悼メッセージが書き込まれている。

 埼玉県警は木嶋容疑者を2010年2月1日に再逮捕した。大出さんは埼玉県富士見市の駐車場に止めたレンタカーの車内で一酸化炭素中毒死し、09年8月に遺体で見つかった。体内から高濃度の睡眠導入剤が検出されたことや、大出さんが書き残したブログの内容などから、総合的に自殺ではないと判断されたようだ。

■「ジュエリー売り場にしばらくいました。理由は秘密」

  「実は41歳のトマちゃんは婚活中でしてwつか今日相手のご家族と会うのです。ここ最近ずっと相手と新居を探したり新生活のことを話し合ってるんです。今夜から2泊3日で相手と婚前旅行に行きます。結婚したらしばらく模型は無理でしょうけど、パワーアップしていつか必ず復活しますよ」

 大出さんは遺体で発見される約20時間前の09年8月5日午前11時27分、ブログにこう書いていた。さらに木嶋容疑者と思われる女性から「千円くらいの地元のお土産を持ってくるように」と言われて、秋葉原土産の菓子を用意したことも明かしている。

 趣味の戦車模型のホームページも持っていて、そのなかで09年7月27日、作品をコンテスト会場に提出した後に「下のジュエリー売り場にしばらくいました。理由は秘密。グフフ、、」と書き込み、恋人がいることを匂わせていた。

■模型の世界では有名な「モデラー」

 事件が報じられた09年10月27日以降、大出さんのブログにアクセスが殺到し、コメント欄には「ご冥福をお祈りします」「かわいそすぎる…」「幸せになりたかったハズなのに、そんなのってないよなぁ…」と無念の死を悼むメッセージが相次いだ。

 その後も途切れることはなく、木嶋容疑者が再逮捕された2010年2月1日以降は「犯人が逮捕されましたよ」「よかったね。大出さん、安らかにお眠りくださいね」と書き込まれている。

 また、大出さんは模型の世界では有名な「モデラー」(模型製作を趣味とする人)で、「模型造りのマイスターであると同時に優しい人柄で尊敬してました」「同じ模型人として残念でなりません」といった「同士」のコメントも多い。

 得意としていたのは「スケールモデル」という戦車の模型だった。プロフィールによると大手メーカー、タミヤが主催するコンテストで大賞を受賞したほか、数々の入賞経験と模型誌に多数掲載されたという実力の持ち主だ。また、一度入賞したコンテストには応募しないと宣言し、チャレンジ精神も旺盛だった。コンテストが立て込む08年8月〜09年2月には14作品を作り、9つのコンテストに応募、3作品が入賞した。

 作った模型を販売するネットショップも立ち上げた。当時のブログに「ついに販売を開始したのです!」と喜びを報告。「ブログで私の技術力や趣向を知ってもらいつつ、サイドバーの通販コーナーでお買い物も楽しめちゃう夢のサイトです(笑)」と張り切っていた。


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 TBSがゴールデンタイムにイ・ビョンホンさん主演の韓国ドラマ「アイリス」を放送する事を決めた。TBSが地上波のゴールデンタイムに海外ドラマを持ってくるのは初めてで、韓国メディアは「我が国のドラマが日本のゴールデンに進出」と書き立て、日本のメディアは「ドラマが作れず白旗を揚げた」「韓国ドラマで経費削減」などと酷評した。ただ、TBSに話を聞くと、真相は全く違うのだという。

 「アイリス」は2009年10月から12月にかけ韓国の公共放送KBSテレビで放送されたスパイアクションドラマ。日本、中国、ハンガリーなど長期の海外ロケを行い、制作費は日本円で15億円。韓国での最高視聴率は39.9%も獲得した大人気ドラマ。日本は秋田県がロケ地となり、白竜さん、笛木優子さんなど日本の俳優も出演している。10年4月から毎週水曜日21時から放送される。

■海外の人気ドラマを流せば経費は半分以下?

 民放キー局がゴールデンに海外ドラマを持ってくるのは極めて異例。「アイリス」のゴールデン放送が決まるとネットでは「なぜ日本のドラマを流さないのか」といった批判が起きた。掲示板「2ちゃんねる」では、

  「番組制作する気が無いなら、電波を総務省に返還した方がいい」
  「これはもう、ヤケクソだろうwwwwww」

などという書き込みがたくさん出た。

 「週刊現代」は10年2月13日号で、TBSは「水曜に続き火曜も『視聴率1ケタ』の危機」というタイトルの記事を掲載した。2010年1月19日の火曜日は全ての番組の視聴率が1ケタ台。不況も相まって様々な番組でスポンサーが降板。民放の4位が定着しつつあるジリ貧のTBSはそんな「魔の水曜日」のゴールデンに「アイリス」をぶつける、と書いている。

 その理由を、TBS関係者の話として、

  「ゴールデンのドラマの制作費は1話4000万円ほどだが、海外の人気ドラマを流すだけなら経費が半分以下で済む」

などと説明している。

■「アイリスは自社制作のドラマ」とTBS

 また、

  「自前で面白い番組が作れないと白旗を上げたのも同然」

とし、TBSでは斬新なドラマを作りたくても、失敗を恐れ、企画を立ち上げることができないのが現状だ、と断じた。

 本当にTBSはドラマが作れなくなってしまったのだろうか。同局番組宣伝部に聞いてみたところ、今回、海外ドラマをゴールデンに持ってくるのは初めてだが、メディアが報じている内容には間違いがあり、

  「アイリスはTBSが出資し、制作したTBSのドラマです。それは、制作委員会メンバーにTBSの名前が刻まれていることでわかると思います」

と指摘する。韓国で大ヒットを記録したわけだから「面白い番組が作れない」などということはない、とも力説した。また、経費節減についてはこう話した。

  「15億円全てを出資したわけではありませんが、日本で新作ドラマを作るより、はるかに高額な費用がかかっています」

 破格の制作費をかけて大作に仕上がった「アイリス」。韓国で大ヒットしたのを受け、ゴールデンにぶつけることを決めたのだそうだ。


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